どうでもいいこと

あなたにとってはどうでもいいこと。

乗り換え

僕より優しい人が好き

 

キスだってしたくなっちゃう

 

 

僕は優しすぎるし

優しすぎて僕より優しくない人のこと見下しちゃう

 

 

僕でもこんなに優しいのに

 

なんで?

 

ってなっちゃうから。

 

 

だから僕より優しい人は

 

とっても尊敬するし

 

なんで?

 

ってなっちゃう。

 

 

優しいって罪だし、

 

損だよ

 

 

損だけど

やめられないの

 

タバコやお酒、薬と一緒。

 

 

 

優しい、有罪、死刑!!

抗菌

クソみたいだな、早く死にたい

 

って思ってるけど、

 

死ぬぐらいまっすぐ生きてる人や

 

馬鹿みたいに他人に優しい人のことを見て

 

 

ちょっとは良いところあるじゃん

 

って思って

 

もうちょっと生きるか

 

って思った

 

 

 

 

 

のと同時に、

 

こんな人もいるのに

 

自分はなんて汚くて気持ちが悪いんだ

 

って思って

 

死にたい

 

って思った。

ご挨拶

崩れ床に落ちたファンデが流れ星みたいで

 

自分が女だったことを思い出した

 

 

 

 

いつからか虫を素手で触れなくなってしまった

 

「可愛い」が「気持ち悪い」に変わった

 

僕の思い出には靄がかかって

 

鮮やかさがなくなっていった

 

 

 

洗剤で一瞬

 

腹をこちらに向けて死んだあの虫は

 

何を思ったんだろう

 

 

 

姿勢が悪く俯き気味のまま歩く足は

 

僕の意思とは遠いところで動いてても

 

靴底が削れているのか

 

慎重に歩かないとこけそうなぐらい

 

僕はしっかりと地につけて歩いた

 

 

 

伸びた前髪を揺らして それ越しに見る景色は割と好きだ

 

あと世界が滅亡するか

 

自分が死ぬかぐらいしたら

 

この世の全てを好きになれそう

 

文字通り全てを。

 

 

 

 

ただ今は嫌い

全部死ねばいいのに

カイコ

乾いた空気が喉に突き刺さる

また朝が来たって 絶望して

暗い天井をあおいだ

 

目をつぶれば聞こえる声

知らない間 また夜に逆戻り

 

ばらばらな僕の感情で

昨日の後悔を 今日のゆううつと一緒に飲みこんだ

 

いい子にしてなよ 君は真っ黒な嘘をつく

さよなら とつげた明日が

綺麗な朝日を運んできたよ

 

優しくて残こくな現実が

夢の中でぼくにつげる

 

目をこらせば見える声

知らない間 また朝に逆戻り

 

ちぐはぐな ぼくのカラダが

昨日の焦りと 今朝の不安を一緒に吐き出した

 

いい子になりなよ 君は真っ白な呪いをかける

またね って言葉が つらくなるくらいに

無理やりに 今を生きてる

 

ばらばらな ぼくの感情で

昨日の焦りと 今朝の不安を一緒に飲みこんだ

 

いい子にしてなよ 君は真っ黒な嘘をつく

さよなら とつげた明日を

無理やりに ぼくは生きてる

まつげ

寝る前、

 

無理やり自分の首を絞めてみる

 

 

「窒息」の原理 が 知りたい

 

 

どうやったって息の通り道は塞げなくて

 

代わりに血管が塞がって

 

頭の血が行き場をなくしてるのが分かる

 

それと同時に、

 

新鮮な血が頭に送り込まれなくて

 

首から上   首から下

 

が、それぞれ次第に離れていく感覚がする

 

そう考えたら首絞めによる「窒息」は

 

相当な力がいる

 

 

自分では無理だと確信した

 

 

誰か私の首を絞めて

殺してくれる人を

探しています。

サーモンとイクラは親子

自分が思っている以上に乾いてて、水を欲していたことに

 

サヨナラしたはずの君にまた会った時

 

気がついた

 

 

1日で2度迎えたこの感情は

 

熱せられた鍋の底で静かに沸騰していた

 

 

水ではなく

 

片栗粉でとろみをつけた白だしあんみたいな

 

 

大丈夫

 

10年後にはきっと君のことも

 

この感情のこともすっかり忘れている

 

だから安心して寝よう

真っ黒

栞を使わず本を読む

 

どこまで進んだか探りながら

ページをめくり、

読んだか読んでいないか分からないところから

また読みはじめる

 

行ったり来たりして

 

僕の日常との交差点を見つける

 

 

 

あの匂いを思い出して吐きそうになる

 

吐きそうになっていたのに

 

いつしか癖になってしまった

 

 

 

盲目だ

 

0時3分までの近道は

 

前髪から覗く右目が真っ直ぐ刺す方向にある

 

私はまだその意味を見つけられていない