どうでもいいこと

あなたにとってはどうでもよいこと。

中指

仕事が長期の休みになるタイミングで

体調不良が悪化した

 

 

一二時間おきに目が覚める夜は気持ちが悪い

 

常に自分が今寝ているのか起きているのか分からない

 

時間が全然進んでいない気がして良くないと分かっていながらスマホに手を伸ばしてしまう

 

 

明け方空が明るくなり始めて

知らない鳥が群れで鳴いているのを遠くで聞いて

電車が人を乗せて走り出した振動を感じて

 

ようやく明日になったと知る

 

今日をまた無駄に過ごしたと思う後悔と

明日こそはなんとしてでもという決意を

ごちゃごちゃに混ぜたコーヒーを飲んで

呼吸をするように全くおんなじ日を過ごす。

 

 

死んだも同然

なんなら死んだほうがマシだな

褪せる

オレンジ色の光

 

軋む階段

 

コンクリートの壁

 

薄汚れた絨毯

 

「かないくん」って絵本

 

漂白剤のシミ

 

美味しいコーヒーとガトーショコラ

 

 

 

レコードの音楽と子供のはしゃぐ声が重なる

 

“死んだら始まる”

 

2週間とちょっと後

また訪れる場所

 

今度来るときは野良本を持ってこよう

小さなライブハウスの中では生気が充満していて

 

ただそこにいるだけで窒息してしまいそうだった

 

分厚い二重扉を押せば寒さが優しく肌を撫でる

 

妙に明るいシャッター街で肺いっぱいに空気を取り込んだ

 

わたしのいる場所はここじゃないって言われた気がした

 

逃げるように知らない道を知らないまま小走りで行く

互選

知らない道を歩いていた時に出会った

黒いかたまり二匹に

存在を受け入れてもらえて、

その場を離れるのが惜しくなってしまう程

僕はそいつらを好きになってしまった

 

そういう出会いを大切にしていきたい