どうでもいいこと

あなたにとってはどうでもいいこと。

2018-01-01から1年間の記事一覧

芋虫さん

頭の良くて美人のあの子は 高校を中退した 中学で同じ部活だった 大きな金色のバリトンサックスを吹いていた ところどころに錆びついた楽器 地面が揺れるほどのひび割れた低い音を出して 少し離れた私の内臓を痺れさせた 低い音とは裏腹に高い音で笑うその声…

LM6G

中学の時の担任 Y先生 英語の先生で 女の先生 旦那さんの次に福山雅治が好きで なんだったか忘れたけど、 なんかの部活の顧問をしてた先生 髪の毛は長くて 背は小さめの先生 大嫌いだった先生。 男の生徒にベタベタ触る先生 媚売りの先生 私と同じ八重歯のあ…

規制

どんだけ考えたって答えが出ない問題を考える 答えなんてどうでもいいのかな きっと答えが出てしまったら私は死ぬと思う 故郷に帰るバスの1番後ろの端の席でゆられる 私もそっちに行きたい 帰るよ 自分勝手な人間が嫌い 気持ち考えられない人間が嫌い 嘘つく…

ピノ・ノワール

朝焼け 彼が見る景色はどんなだろう 私が見る空と君が見る空が交わることは あるのかな いつも下手くそな文章でごめんね また手紙送ります。 序章 大きなビルの隙間 沢山の人混みを 不器用に間をぬって 始めての街を歩いた そこである人たちの魂のカケラを見…

しゃるどね

私は私のためにうたうから 聞かなくてもいいし 拍手もいらない。 勝手に自分の話もしないで なんて酷いこといってごめんね 愛してるよ。 上がりきらなかった音程とか ちょっとは許してよ リズムがズレたってきにしないで 大切なのは気持ちでしょう って どれ…

ナチュラル

明日は燃えるごみの日だってことを 今、思い出した。 夜寝られない原因を作ってる 胸のムカつきも、 こまめに燃えるごみと一緒に捨てられないだろうか 暗い路地裏の自動販売機横 黒ずんだ空き缶入れに捨てた 私の夢 知らないフリ 10円ガムの包み紙をポケット…

新規記事

僕には何もない 何もできない 何も 何も 何も。 はやく死にたいな

しわ

電気を消して寝床について 真っ暗な中スマホの明かりだけが眩しい 毎日毎日同じことをして 身体と脳みそが腐っていくのが自分でも分かるよ 空っぽの頭じゃ何にも言葉なんて出てこない 人の胸に届くような そんな歌が作れたら たまに 耳鳴りがして目の前が赤…

イチジク

政治家が税金の無駄使いをするのとか 芸能人の不倫や浮気 離婚とか 別にどうでもいいんだけどさ 影で悪口言い合ってたあいつらが 仲良く海行ったりBBQしたりしてるのを インスタでみると ごめんけど 死ね って思っちゃうよ。 ごめんね ごめんて足の小指ぐら…

タヒチ

どうしようもなく死にたくなって 腹が立ってイライラして 弱く強く首を締められたような息苦しさを感じる この行き場のない気持ちを どこに逃がしてやろうか かわいそうに。 楽にしてやりたい

なんでなん 近くにいたって 満たされない わたしはあなたじゃないよ 私の話はちっとも聞いてないのね あなたはいつも自分ばかり わたしがとなりにいて よかったね。

はやく終われ

世界が破滅して 人類が滅亡しても 守りたいものが出来ました。 キラキラして 宝石みたいな 君の 目。 極論、君の顔から目を抉り取って 誰にも何にも見つからないように 腐らないように冷凍して 深い地中に埋めるよ。 守りたいのは君じゃなくて 君の“目”。

夏のせい

「×××だったよ」 その子のそれはすぐに“嘘”だって分かった 目が泳いで 呼吸が早くなったのが自分でも分かる その子の嘘を私は「嘘だ」と言って否定はしなかった 分厚い紙が1枚顔にへばりついている感覚 「たった一回の小さな嘘に気づいてしまっただけで、私…

第二関節

真っ赤な血が 心臓の鼓動に合わせて 流れ出る 油断しただけ 注意が足りなかった 柔らかいティッシュが重く赤く湿る 床に滴る 広がる 絆創膏を貼ってもらう 絆創膏を丁寧に気を使いながら扱う手に私の血がついた それを見て私の鼓動が少し早くなった気がした …

バレエ

ご飯を食べる約束をした 3週間後、一緒にご飯を食べる 同じ皿に盛られたご飯を隣で食べ、 「美味しい」と共有するのが とっても幸せなことなんだと 初めて知る まだ食べていないのに。 学校に行けば会える クラスが違うから毎日は会わないけれど それなのに…

こんばんわ

なんでもかんでも言い訳して 自分を甘やかすと きっと骨のないふにゃふにゃな人間が出来上がる。

フラスコ

ベッドの上に立って 思い切り背を伸ばして天井を触ってみる ひんやりしてる ただそれだけ なんの意味もない 真っ暗な部屋で カーテンを少しだけ開けて 隙間から外の明かりを見る ただそれだけ なんの意味もない 無意識に呼吸して なんとなく生きている ただ…

自分はお姫様じゃない

あんなに嫌いって言って あんなに腹立ててたのに 向こうも自分のこと悪口言ってたって もう誰も信じられんって 言ってたのに 馬鹿なのかな 毒林檎と分かっててがっつく奴等の気が知れん 自分を苦しめるだけだろ 私はそんなこと絶対したくない

シュガー

つい先月、初めて会った アルバイト先の従業員さんで、別店舗から移動でこっちに来た人 とってもとっても目が綺麗 会うたびに 見るたびに 吸い込まれそうになる 大きくて光が当たるたびにキラキラ光る 宝石みたいな目 欲しい 手を伸ばしたい 触りたい あまり…

ノンフィクション

結局なにも言えない 頭真っ白 早く死にたいな 早く 早く 早く 今すぐにでも

フィクション

“君はどう?” 荒っぽい彼女の字が僕に問いかけてくる。 手紙でやり取りするのは これで何回目だろうか。 彼女からの手紙が楽しみで、毎日何度も郵便受けを確認してしまう。 顔も知らない 会ったこともない そんな彼女が、手紙の文字から生きていることを感じ…

中1

鉄は 熱いうちに 打て 好きは 熱いうちに 言え 飯は 熱いうちに 食え。

10円

朝早く起きて久しぶりに学校行って 充実した1日を過ごせたと思って 音楽聴きながら歩いて家まで帰ってたら 道端にかがんで 地面に落ちたコロッケみたいな揚げ物を 透明なプラスチックの容器に 手で拾ってるおじさんを見て 胸がきゅーってなるぐらい悲しくな…

下書き

“昔は”こんなことなかった。 “昔”というと、僕よりも何年も長く生きている人に笑われるかもしれない だって僕はまだ 19年とちょうど9ヶ月しか生きていないのだから 僕にも昔、可愛いと思える時期があったのだ 誰よりもうまく絵がかけていると思っていたし、 …

じゃむ

いつも甘ったるくて 気持ち悪くて 胸焼けがする 後々後悔することを知ってるのに 後々後悔することなんか考えてない 馬鹿だ しねよ いつも苦くて 目眩がして 吐き気がする 本当に 本当だ。 鮮やかなんてものじゃ 到底言えないけど あの声 あの手 あの寝癖 久…

ぎー

ネットの世界では空気を読んで 余計な発言はしないようにって 自分の話はしないようにって 自分の気持ちを飲み込められるのに 現実ではそうも上手くいかない すぐ本音が出る すぐ顔に出る 余計なことを言う 可愛くない 死ねばいいのに そんなの

昨日の今日

今日は火曜日。 丸々一日休みで 昨日の晩には今日しておくべきこと、したいことをメモとしていくつか書き出したのに、何一つ出来ていない。 朝、食堂でごはんを食べてから 掃除をして 洗濯をして 必要な書類を書いて 友達への手紙を書いて お昼頃には郵便局…

ばーじん

就活が始まる 気がついたらR18の映画も見られるようになってて 気がついたら合法で酒が飲めるようになるまであと一ヶ月をきった 「将来が見えない」って理由で恋人と別れる知り合いの気持ちが分からなくもない 生きてるから 歳も取る 知らない間に 体は大人…

砂場

羨ましかったわけじゃないけど なんか凄いなって思ってた 不良の人とつるんで一緒にタバコを吸う二つ上の先輩 中学の帰り道に見たその場面は 約100メートルほど距離があったのにも関わらず、すぐに先輩だって分かったよ 小学校の頃野球クラブの帰りにいっし…

ささくれ

あの子が死んだ 私の大好きだったあの子が死んだ 朝いれたコーヒーが美味しくなかったから 占いランキングで11位だったから 着る服がすんなり決まらなかったから 赤信号に何度も引っかかったから 腕時計を家に忘れたから あの子が死んだから 今日はダメだった…