どうでもいいこと

あなたにとってはどうでもいいこと。

マジで着火する5秒前

 

「優しいって言うな、むかつく

恋してくれるわけじゃないのに」

 

すごい言葉だな

 

 

自分なりにもがいて戦って

 

生き抜いてる時に

 

 

邪魔すんな

 

 

 

 

その出来事が僕にメリットを与えてくれるようには思えない

 

というか思いたくない

 

そうじゃなきゃ今までの僕を否定することになる

 

だから

 

邪魔しないでくれ

クソみたいに働いて

死にたいって思う暇もないぐらい生きてる自分がいて

 

ふとした時に怖くなった

 

何にも特別なことはないから

こうなるのは普通なんだろうけど

 

それでも怖くなった

 

 

平凡なりに生きていきたいけど

そうしたくない気持ちが邪魔して

自分で自分の足を引っ張ってる感覚がある

 

 

全部夢だったらいいのに

あしめ

開けた窓から時折抜ける風が心地よくて

 

このまま死んでしまいたい

 

と、思った

 

 

嵐の過ぎる音が波の音みたいに

 

押し寄せて引いて水の中にのまれる

 

水に溶けて消える

 

 

僕は今、薄暗い海の中層部を漂ってる

 

 

 

夜が鳴る

どうでもいいこと

午前0時30分の帰り道は

靴の裏にガムがついたみたいに

僕の足取りを重くする

 

 

耳ふさいだって変な笑い声が耳を突く

 

 

切る理由も伸ばす理由もない

中途半端の長さの髪の毛を

無理やり結んだお陰で

後ろの方がよく見える

 

 

 

甘い薬を吐きそうになった

 

無理やり喉の奥に押し込んだ

 

涙目になりながら

 

 

 

生きるために飲む薬は

甘くて苦くて吐きそうになるのに

涙目になるのに

 

それでも飲む

 

 

死にたいのに

 

死にたいのに飲む

 

 

 

耳をふさいだって耳元で囁く声が聞こえる

over side easy

簡単なことさ 何もかも

 

熱したフライパンにそっと割り入れるだけ

 

油をひき忘れないようにね

 

それなのに僕はさ  すぐ割っちゃうんだ

 

そのたびに寝ぐせのついた頭を落とすんだ

 

君のうしろを追っかけて  君の真似をしてみるけれど

 

ありえないぐらいに不器用すぎて  また君に笑われちゃうね

 

割ったら出てくる本音の渦

 

今なら全部食べてあげられるから

 

僕にもういちど作っておくれよ

 

今度はちゃんと  味わうからさ

 

僕はもうひとりで起きられるよ

 

5分単位でかけた目覚ましを

 

止める君がいなくなったからね

 

君に裏面も見せればよかったのかな

 

コゲついたそれを見たら  きっと君は減滅するさ

 

朝ごはんのいい匂いで目覚めることも

 

首や背中が痛くて目覚めることも

 

蒸発して音を立てて換気扇吸い込まれていった

 

割ったら出てくる本音の渦

 

今なら全部飲み込められるから

 

僕にもういちど作っておくれよ

 

今更言っても遅いよな

 

遅いよな

 

一つじゃフライパンが大きすぎて

 

せっかくだから割り入れた二つ目が

 

すべってくっついた

 

トーストに乗っけるには大きすぎて

 

はみでて無理して

 

すべってずり落ちた

 

割ったら出てくる本音の渦

 

今なら全部食べてあげられるから

 

僕にもういちど作っておくれよ

 

今度はちゃんと味わうからさ

 

割ったら出てくる本音の渦

 

今更言っても遅いんだけどさ

 

僕にもういちど作ってくれよ

 

今なら全部食べられるから

 

今度はちゃんと味わうからさ

2万

ひとりになってるのは自分だ

 

そう言い聞かせないと寂しくて死んでしまいそうで

早く死にたい

 

私は私に守護呪文をかけてる

 

 

 

代わりはいくらでもいる

 

そう言い聞かせないと殺されちゃうから

 

死にたいのにまた

 

また