どうでもいいこと

あなたにとってはどうでもいいこと。

2番目

大切な僕の言葉たちは

僕自身によって雑に扱われて

適当に足元に散らばる。

そのうち足の踏み場が無くなると

つま先で小突いたり

足の傍でずらされたり

埃や抜け落ちた髪の毛と一緒に

部屋の隅に黒く溜まっていく。

本当は大事な大事な言葉なのに。

可哀想な言葉たち。

僕なんかにつままれて。

ごめんね。