どうでもいいこと

あなたにとってはどうでもいいこと。

小さなライブハウスの中では生気が充満していて

 

ただそこにいるだけで窒息してしまいそうだった

 

分厚い二重扉を押せば寒さが優しく肌を撫でる

 

妙に明るいシャッター街で肺いっぱいに空気を取り込んだ

 

わたしのいる場所はここじゃないって言われた気がした

 

逃げるように知らない道を知らないまま小走りで行く