どうでもいいこと

あなたにとってはどうでもいいこと。

1:56

地球が滅亡する夢を見て目が覚めた

首元に変な寝汗をかいていた

3時間しか寝れていない

 

明日も一限から授業がある

「早く寝なきゃ」

そう考えれば考えるほど、寝られなくなる

 

 

暇つぶしに夢の話でもしよう

 

 

どうやって地球が滅亡するのかは分からないが

地球が滅亡するらしい。

みんなが逃げていた。

私は父と妹と逃げていた。

ただ一つだけ逃げ道があって、それは

山の頂上にある別世界へと行ける穴。

みんなが一斉に山に登る。

頂上付近では沢山の人が押し合うので、

人の波に負けて山から落ちてしまう人がいた。

怖かった。

私の横で妹が大事な笛を落としたと言った。

諦めろ、自分が助かることが先だ。

私はそのようなことを言ったと思う。

妹は案外あっさり納得した。

三人で待ち合わせ場所を決めて、例の穴に飛び込んだ所で目が覚めた。

 

 

 

気がする。

 

夢というものは見た瞬間から忘れていくものだと

話に聞いたことがあるが、

あれは本当らしい

こうやって夢を文にしていると同時に

つい先ほどまで見ていた夢を忘れてきている

 

ふいに夢には登場しなかった兄と母が気になった

 

あの時どこにいたのだろうか

無事逃げ切れたのだろうか

 

そんなこと考えたって意味がない

分かってる

でも胸がざわつく

 

明日の朝、連絡してみよう

急に兄に連絡したら何事だと驚かれるかもしれない

それでもいいや

 

 

明日の朝、連絡しよう

 

 

忘れていなかったら。