どうでもいいこと

あなたにとってはどうでもいいこと。

15号

「期待しない」

 

「どうせ」

 

「明日なんて来なくていい」

 

 

そういう言葉を使いがちな事に

 

今朝曲を作っていて気がついた。

 

 

 

 

全部諦めてる

自分には期待をしていない

 

 

 

そう言い聞かせてるだけで、

本当は諦め切れていない事にも気がついた。

 

 

 

運悪く40、いや30まで生きたとして

きっと私も20代の自分を思い返した時

後悔するだろうな

 

 

 

 

 

って生き方をしてる自覚がある。

 

 

だからって何も変わらないけれど。

 

 

 

抜け殻がもしなくなっていたら

 

それこそ

本当に僕は死んでしまうかもしれない。

 

距てる

あったかい電車の中で

おんなじ制服を着て座る女子高生たち

 

大人しく終点を待つ彼女たちの中には

穏やかな顔で居眠る子も

 

 

 

彼女たちや彼女たちの愛する人たちが

暖かい布団で寝られますように

 

 

春が来ますように

10's

言いたいことをぐっと押さえてごくっと飲み込んだ

 

そしたら胃の中でぐるぐる暴れて

そのうち消化されて僕の血となり肉となった

 

どろどろの真っ黒い汚い僕の出来上がり

 

 

 

それはそうと、健康診断引っかかった。

けど身長伸びてた。

企み

水だけがはられた大きな水槽を

 

意味なくライトが照らす

 

小さく波打つ水面が光を反射して

 

僕の脳味噌に静電気が走る

 

そこだけ昼間みたいに明るかった

 

いないサカナの事を考えながら帰路に着き

 

誰かの吐瀉物を大きく跨いで華麗に避ける

 

サカナは足元にいた

 

明日は魚を焼こう

 

塩で。

架空

彼女にオススメされたアイスを

コンビニで買ってひとりで食べた

 

『とぶように上手い』と言われていたが

とぶほどでは無かったし、

なんなら不味いとさえ思ってしまった

 

きっと僕たちは永遠に一緒に暮らせない