どうでもいいこと

ただどうでもいいことを爆発させるところ

アマンド・ショコラ

週に一回、学校の一角でパン屋さんがパンを売りに来る

 

 

この前そこで紅茶のパンをひとつ

買ったんだ

 

1つ100円ほどのそのパンは

ふたくち、

もしくわ さんくちで食べられてしまうぐらい

小さなパン

 

 

始めて食べる

 

 

想像していたよりも美味しくて

誰かにこのことを伝えたくなったので、

 

隣でお弁当を食べていた友人に

 

「美味しいよ、このパン

 

ひとくち食べる?」と言って私は

 

ひとくち食べて小さくなってしまったパンを

 

半分に割りさらに小さくした。

 

 

 

 

 

 

「本当だ、美味しい」

 

お弁当の途中にもかかわらず

 

少し甘い紅茶のパンの欠片を食べて

 

友達は言ったが

 

その後に付け加えて

 

言った

 

 

「なんでそんな優しいの?

〇〇の食べる分が減っちゃったよ」

 

 

 

 

優しい?

 

私のとった行動に優しさなんて無い

 

私は私が美味しいと思ったことを知ってほしくて

 

共有したくて小さなパンをさらに小さくして  

 

友人にあげたのだ

 

 

 

君に向けて “優しさ” なんて

少しも無い

 

 

 

 

 

 

 

言うなれば

 

中出し

 

のようなものなのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君が思うほど

 

私は優しくない。