どうでもいいこと

あなたにとってはどうでもいいこと。

一人暮らしを始めてから

ようやく一年が経とうとしている

 

 

 

 

完全に油断だった

 

 

 

堕落した生活を毎日変わらず送り

 

脳も体もたるんでいた時におこる

 

 

 

私のズボラを燃料にし

 

油断を着火剤にし

 

火事が起ころうとしていた

 

 

 

小さな部屋が煙でいっぱいになるのには

そう時間は要らない

 

 

 

一酸化炭素中毒で死ぬか

 

丸焦げで焼死するか

 

 

 

「自分の身は自分で守る」

 

傾向と対策を練る必要がある

 

明日の朝話をしよう

 

今はまだ早すぎる

 

気がする。

 

 

ミサイル

海をこえて 飛んできた ミサイルで

腕が吹き飛んだって 別に いいんだ

抱きしめる人も いないから 僕のとなりには

身元不明のなきがらが くずれて 腐っている

 

からっぽの 六帖半で ひとりぼっち

小さく 心が壊れる 音がした

 

どこへ行ったって 消せない 終わらない 僕たちの

孤独を 終わらせよう この手で

 

 

垂れ流される 毒で 植物たちが枯れ

息が できなくなったって 別に いいんだ

愛を伝える人も いないから 僕のとなりには

行方知れずの言葉が しずんで 溺れてる

 

薄暗い 六時半に ひとりぼっち

少しだけ サビた鉄棒の 味がした

 

どこへ行ったって 知らない 防げない 僕たちの

世界の 終わりを見よう この目で

 

どこへ行ったって 消せない 終わらない 僕たちの

孤独を 終わらせよう この手で

 

消せない 光を燃やそう この手で

デキモノ

自分のこと嫌い

 

 

って言っている自分が

一番自分に甘いって知ってる。

 

 

 

 

人から裏切られるのが怖くて

 

心を閉ざして

 

“裏切られる前に自分から裏切れ”精神で生きてる僕には

 

友達がいなくて当然だ。

 

 

 

 

いつからこうなってしまったのか

 

 

 

っていうのは自分のことだから

何となく分かる。

 

 

 

徐々に虫に食われて

穴だらけになったそれは

微妙で絶妙なバランスで成り立ってて

1ミリでも触ってしまうと崩れてしまう

 

 

 

でも誰にも触れさせてなくて

 

結局崩してしまうのは自分なのだけれども

 

 

 

 

馬鹿だ

 

馬鹿すぎる

 

 

 

 

後悔しかしてない

 

 

 

でもやめられない

 

 

だから僕は馬鹿だ

浸出

世界のどこかで

 

命が生まれ、

 

 

 

世界のどこかで

 

命が終わる

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、

 

僕はトイレで

 

うんこをしながら

 

鼻血を出した

 

 

 

 

硬いシングルのペーパーで

 

鼻とケツを拭って、

 

今日一日の事を思い出して

 

情けなくて涙を流す

 

 

 

 

 

全部流れてしまえばいいのに

 

うんこも

 

血のついたペーパーも

 

今日の事も

 

私も。

 

 

 

 

 

あ、うんことペーパーは流れるんだった。

 

410

「人見知りだ」

 

 

 

 

 

言ったあの子は、

 

 

 

 

 

私以外の人にはよく喋るし

よく笑う。

 

 

 

 

 

僕たちが出会ったのはいつだっただろうか

僕の知り合いの知り合いは僕の知り合いで、

それを知った時には

「世間は狭い」というよくある言葉が立証されたと感じた瞬間だった。

 

僕の好きだった人の恋人になった君。

性格が悪く、両刀の僕は

好きだった人から君を奪ってやろうと思った。

 

そんな馬鹿な事を考えているうちに

馬鹿な僕は本当に君を好きになってしまった。

本当に僕は馬鹿だと思った。

 

何度か会って話もした(ほとんど一方的に)

頷いたり、小さな返事しかしてくれない君は

僕に「人見知りなのだ」と言った。

 

 

 

 

嘘だ。

 

 

 

 

 

嘘だった

 

大きなステージで喋ったり

初対面の人に気さくに話をしたり

 

 

僕の前で君は君じゃなかった

 

 

 

 

 

 

不安になった

 

君の前で僕は僕をやれているかな

にの

「優しい」って

 

誰に向かって言ってんの?

 

 

 

善意でかけられたその言葉に 作り笑いをしながら

心の中では唾を吐きかけた

 

 

どんな気持ちでいるかを知らないのに

簡単に「優しい」で片付けられて、

 

あるいは簡単に「優しい」で流されて

 

腹がたった

 

 

 

知ってる

 

私が「優しい」って事は

もう何年か前から知ってるよ

 

 

 

だから言わないで。

 

 

 

 

好意を持って発した言葉も

 

受け取り方次第って事を

 

忘れがちな僕たちは

 

平気で人を傷つける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「タバコなんて吸った事ないよね?」

 

と言われて、

 

「さあ、どっちでしょう?」

 

と軽く笑った僕の反応に

少し驚いた君の顔は

滑稽で面白かったよ。