どうでもいいこと

あなたにとってはどうでもいいこと。

ごめんね

君が思ってるよりも僕はずっとずっと汚い

 

 

君の眼に僕はどう映っているのかな

 

 

 

 

 

 

 

少しずつ奥の方に溜まる感覚

 黒くてぐつぐつ煮えてるものが

 

 

 

 

 

興奮するとつい出ちゃう本音とか

隠してるつもりでも顔がひきつるとことか

ごめん

どうしようもないんだ

 

 

汚い汚い汚い汚い汚い

 

 

 

ばっちいよ

 

やめなよ、もう

 

 

 

 

 

 

 

 

道端に咲く花だって

神々しく照る夕日だって

全部なくなればいい

本当は本当は本当は

全部なくなればいいって思ってます

 

 

 

本当はみんな死ねばいいって思ってます

 

ごめんなさい

おいしさUP、だそうです。

本当はバニラよりココアのが好き

 

でもバニラしか入ってないし

バニラのこと嫌いじゃないから

バニラ食べてる

 

 

 

「ごめんね、バニラじゃなくって」

ってきこえてくるようで

 

「逆になんかごめんね」って感じ

 

 

 

 

 

 

カントリーマアムの話。

小学生の時の話

 

 

 

雨がやっと上がった朝

 

 

 

確か、曇り空で薄暗く所々に水たまりがまだあって

 

 

また降り出すかもしれないと思って

好きでもないキャラクターがプリントされた傘をもって外に出た

 

 

 

兄と 近所に住む兄の友達と一緒に学校に行く途中

 

 

 

 

 

 

会話に夢中で気づかなかったの

 

 

 

そこにカタツムリがいたこと

 

 

 

遅かった

 

 

 

足に伝わる軽い感触と共に聞こえる

 

「クシャ」

 

という音

 

 

 

 

 

私だけだった

 

そこにカタツムリがいたことも

そのカタツムリを私が踏んだことも

 

知っているのは

 

 

 

 

 

潰れたカタツムリはなんとなく緑っぽかった気がする

 

 

 

 

 

何も言わずに

その場を離れた

 

 

笑いあって会話も続けて

 

あの時あの場所で私がカタツムリを踏んだことを知っているのは

 

私だけ

 

 

 

 

 

 

台風が過ぎようとしている

 

静かに雨が降る

 

今、頭の中に何度も響く

 

何度も何度も何度も

 

 

 

 

いまさら

 

 

 

 

 

 

クシャ

破片

ちょっと昔、お母さんが言ったこと

 

 

「お父さんと結婚したのは失敗だったけど、

あなたが生まれてきてくれたから

これで良かったと思ってる。」

 

 

 

 

 

私は笑って ありがとう と言ったけど、

 

本当は それは違う と思ってた

 

 

 

 

 

 

 

私が生まれなかった世界では

 

“私が生まれなくて残念”

 

なんて気持ちは存在しないんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生まれてきて、ごめんなさい

ツキイチ

知らない間に蝉の声は聞こえなくなっていて

 

 

私の大嫌いな夏が終わりを迎えようとしている

 

 

 

 

 

 この数ヶ月で私の周りの空気と

私自身は大きく変わっていると感じる

 

 

 

 

 

ふと思い出して左腕をみると、

ちょっと前まであった黒く汚い傷跡が ほとんど分からないぐらい消えていた

 

 

 

 

 

嫌でも進む時間と変わる環境のおかげで、私は変わった

 

 

 

はたして大人になれているのかは分からないが

 

 

 

まだ大人になりたくない気持ち

大人にならなきゃいけない環境

大人になってしまった身体

 

 

全部がばらばらで壊れてしまいそうだ

 

 

 

 

 

 

あージンジャーエールが飲みたい。

うるさい

「 がんばれ がんばれ、

 

 

応援してる。

 

 

あなたならヤレるよ、

 

 

大丈夫だから。」

 

 

 

 

大丈夫じゃないかもしれないのに

ヤレないかもしれないのに

 

 

ましてや本人でもない人が

 

なぜそんなことを言えるの?

 

 

 

 

 

なぜ??

 

 

 

 

 

 

うるさいなー もう。

 

 

頑張れなんていくらでも言える

 

 

 

 

 

 

 

 

無責任な頑張れはいらない。